WEBROOT セキュアエニウェア モバイル プレミアの概要
PC版で知名度が向上しつつあるセキュリティソフトのAndroid版です。
ウイルス対策や安全なWeb閲覧、盗難対策など標準的な機能をほぼ網羅しており、過不足のない構成になっています。
アプリケーションやバッテリー、ネットワークの状況を監視する機能が充実しており、中には上級者向けの機能もあります。
主な機能
ウイルス対策
セキュアWebブラウザ
紛失デバイス保護
着信およびSMSブロック
アプリケーション検査
<メイン画面>
Webrootのメイン画面です。左が通常のメイン画面で、右は何か問題を検出した時の画面です。
マルウェア対策
スマホ内のウイルスをスキャンします。手動で行うことも可能ですが、スケジュール登録をしておくと定期的に自動スキャンが行われます。
AV-TEST.orgによる評価では、WebrootのPROTECTIONは5.5(満点は6.0)となっています。軽さを売りにしているセキュリティエンジンですが、ウイルス対策の強さも大変良い評価です。
<ウイルス対策、ウイルススキャン>
盗難対策
スマホが盗難・紛失の際にはリモート操作による端末のロック、データ消去、GPSによる探索ができます。
最近のスマホ用セキュリティソフトでは標準となっている機能です。
<盗難・紛失対策>
着信遮断
ブロックリストに登録した電話番号、SMSの着信を拒否する機能です。
設定により、非通知の着信、SMSを拒否することも可能です。さらに悪意のあるSMSをブロックするオプションもあります。
<盗難、紛失時の対策>
Webプロテクション
スマホに危険を及ぼす可能性のあるWebへのアクセスをブロックします。
これにより、安全にWeb閲覧をすることができます。
<セキュアWebブラウザ>
動作の軽さ
WEBROOT セキュアエニウェア モバイル プレミアのウイルススキャン所要時間:2分16秒
スキャンの対象:インストールされているアプリ、SDカード
端末起動1時間後のメモリ使用量:507MB
動作が軽いという評判が多いソフトらしく、スキャン速度は非常に速いです。
SDカードのスキャンをすると時間が掛かるソフトが多い中で、数分以内で終わるのはかなり優秀です。
メモリ使用量については、他のソフトと同程度です。
その他 アプリケーション検査
スマホ本体に悪い影響を及ぼす可能性があるアプリを確認し、アプリが行う動作別にリスクを表示します。
また、バッテリーやネットワークの状況を詳細に表示する機能もあります。
<アプリケーション検査>
<バッテリ、ネットワークモニター>
電池の状況、ネットワークの状況を詳細表示します。ただしネットワークモニターについては上級者向けです。
導入の手順
WEBROOTの公式サイトに、ダウンロード、購入ボタンがあります。
http://www.webroot.co.jp/Ja_JP/android-phone-sp/
<公式サイト>
価格が表示されているバナーをタップします。
<Google Play購入画面>
Google Playの画面が表示されたら、価格のところをタップします。
<インストール開始>
「同意する」をタップします。
<ライセンス>
「承諾」をタップします。
<各種設定>
Webrootを使用するにあたって、各種の設定を行います。画面の指示に従って進めていくだけなので簡単です。
<アカウント作成>
アカウント情報を入力して、ユーザー登録をします。アカウントが作成されたら、インストールは完了です。
システム要件
キャリア:対応OSを搭載した端末であればキャリア(通信会社)に関係なくご利用いただけます。
対応OS:Android オペレーティング システム バージョン 2.2 以上
空きストレージ容量 3 MB
まとめ
PC版では軽いことを最大の売りにしているセキュリティソフトのブランドです。
そのブランドイメージを受け継ぎ、Android版でも軽さについてはとても優秀です。
肝心のセキュリティ機能については、標準的な機能がほぼ網羅されており、過不足のない仕上がりです。
一部上級者向けの機能もあり、マニアックな一面もあるセキュリティソフトです。
価格
ダウンロード1年版 2100円(税込)